一冊読み切らなくても、好きなページから
英語の絵本を開いたら、最初から最後まで読む必要はありません。子どもが気に入った絵を一緒に眺めたり、その場面だけ朗読を聞いたり。それだけでも、親子で物語を楽しむ時間になります。
「この子は何を見ているのかな」「この音、おもしろいね」と、日本語で話してみてください。英文をすべて訳したり、発音を細かく直したりするより、まずは親子が気になる場面を見つけるところから始められます。
まずは5分ほど、一緒に絵本を楽しむ
夕食のあとや寝る前など、親子でひと息つける時間に絵本を開いてみます。最初は5分ほど。子どもが飽きたら、続きはまた今度でかまいません。
- 表紙と絵を見る
「何がいる?」「どれかな?」と日本語で話しながら眺める。 - 朗読を一緒に聞く
すべてを訳そうとせず、絵の中で起きていることを楽しむ。 - 気になったところをもう一度聞く
耳に残った言葉や好きな場面があれば、そこだけもう一度聞いてみる。 - ひとこと話す
「おもしろかったね」「どっちが好き?」と日本語で感想を交わす。
British Councilの保護者向けガイドを参考にしました。音声を使った楽しみ方は、こだま絵本編集部からの提案です。
発音が気になるときは、音声に任せる
親が英語を読む必要はありません。朗読を流して、子どもと一緒に絵を眺めてみてください。気に入った場面で「もう一回聞く?」と声をかけたり、耳に残った言葉を一緒にまねしたり。声に出さず、聞くだけでも大丈夫です。
絵本の一場面を見ながら、親子で話してみる
からすは、ボタンの ふくろを はこんでいた。
ふくろの すみから、ひとつ ころん。
あるくたび、ボタンが ぽつり ぽつり。
Crow carried a pouch full of buttons.
One rolled out through a tiny hole.
More buttons dotted the path behind him.
声かけの例:「何がころんと落ちたのかな?」。子どもが「ボタン」と答えたら、「ほんとだね」と続けてもいいです。絵を指すだけでも、黙って聞いていてもかまいません。反応がないときは質問を重ねず、そのまま続きを楽しみます。
声に出したがらない日は、聞くだけに
今日は話したくない、という日もあります。そんな日は、親子で朗読を聞いて絵を眺めて過ごします。気が向いたら、声を出さなくてもこんなふうに物語に加われます。
- 絵の中のものを指す
- 一語だけ、または効果音だけまねする
- 好きなページを選ぶ
- 日本語で感想を言う、うなずく
「一緒に言ってみる?」と誘っても乗り気でなければ、そのまま続きを聞いてみましょう。ほかの遊びをしたそうなら、「また今度にしようか」と切り上げます。
子どもの興味に合う英語絵本の選び方
- 好きな動物や乗り物、遊びが登場する
- 絵が見やすく、指差しながら話せる
- 一度に読み終えられる長さで、同じ表現がくり返し出てくる
- 音声が聞き取りやすく、親が再生や停止をしやすい
- 少し難しくても、絵や音声を手がかりに戻れる
日本語から聞くか英語から聞くか、途中で訳すかどうかも、その日の親子が楽しめる順番で選んでください。
同じお話を日本語と英語で楽しめる「こだま絵本」

このページでは、絵本の絵と朗読をサンプル動画で紹介しています。アプリでは、ひとつのお話を日本語でも英語でも聞き、絵を見て質問に答えられます。声に出して読むかどうかは、子どもが選べます。
0〜6歳向け、オリジナル絵本100冊以上。好きな2冊はずっと無料で、広告もありません。すべての絵本を読むには定期購読(月額700円から)が必要です。聞くだけならマイクは不要です。音読時の録音は保存されません。詳しくはプライバシーポリシーをご確認ください。
始める前に気になること
親の発音に自信がなくても楽しめますか?
朗読を聞きながら、一緒に絵を眺めるところから始められます。親が読むときも、正しさばかりを気にせず、気になった言葉や場面を親子で楽しんでみてください。
日本語に訳しながら読むべきですか?
すべてを訳さなくても、絵から物語を想像できます。子どもが気になったところだけ日本語で話すなど、親子が楽しめる方法を選んでください。
子どもが一言も言わない場合は?
話したがらない日は、朗読を聞いたり絵を指したりするだけでも楽しめます。声に出すことは急がず、また読みたくなったときに開いてみてください。
何歳から始めればよいですか?
年齢よりも、子どもが絵やお話に興味を示すかどうかを目安にします。最初は好きな一場面だけでもかまいません。
親子で、好きなお話を見つけてみませんか。
同じお話を日本語と英語で。まずは一緒に聞くところから始められます。