音読ガイド

拾い読み・つっかえる子の音読:スラスラ読めるようになる関わり方

「き・つ・ね・が…」と一文字ずつ区切ってしまう、途中でつっかえる、行を飛ばす。音読がスラスラいかないとき、家庭でできるサポートを紹介します。

こだま絵本編集部|2026年9月27日更新

子どもと親が絵本の一文を指で追いながら一緒に読む漫画
つっかえたら、短い一文を一緒に追うところから。

まず結論:「お手本を聞いて、かたまりでまねする」

一文字ずつ区切って読む(「逐次読み」とも呼ばれます)のは、文字をことばのかたまりとしてとらえる途中の段階でよく見られます。なお「拾い読み」は、ところどころを拾って意味を推測しながら読む状態を指すこともあります。どちらの場合も、親(または音声)が一文をお手本として読み、子どもがすぐにまねする「追い読み」をくり返すと、ことばのまとまりやリズムがつかみやすくなります。

家庭でできる4つの読み方

  1. 追い読み
    親が一文読み、子どもがすぐにまねする。お手本のリズムで読めます。
  2. 指でなぞる
    読んでいるところを指でなぞると、行を飛ばしにくくなります。
  3. いっしょに読む
    親子で声を合わせて読む。子どもは声を借りながら読めます。
  4. 同じ文をくり返す
    同じ文章を何度か読むと、つっかえる場所が減り、「読めた」が増えます。

やさしい文章で練習する

分かち書き(ことばの区切りにスペースがある文)の短い文章は、かたまりを意識しやすく、練習に向いています。

『ボタンの みち』より

からすは、ボタンの ふくろを はこんでいた。

ふくろの すみから、ひとつ ころん。

あるくたび、ボタンが ぽつり ぽつり。

「からすは、/ボタンの ふくろを/はこんでいた。」のように、区切りごとに読むと、リズムがつかみやすくなります。

避けたい声かけ

読み終えたら、「最後まで読めたね」「ここはスラスラだったね」と、できたところを伝えましょう。読み間違いや読みづらさが長く続き、気になる場合は、学校の先生や専門の相談窓口に相談してください。

こだま絵本の音読は「追い読み」の形

こだま絵本の音読モードは、一文ずつお手本を聞いてから、子どもが同じ文を読むしくみです。朗読に合わせて文字が色づくので、どこを読んでいるかも目で追えます。

お手本を聞いてから一文ずつ、まずお手本の朗読を聞き、そのあと自分の声で読みます。
文字が色づく朗読に合わせて文字が色づくので、どこを読んでいるかが目で追えます。
すぐに「できた!」読み終えると1〜3個の星とほめ言葉。きびしい点数はつけません。
もう一度だけうまくいかなかったときは、やさしくもう一度だけ挑戦。それでも難しければ先へ進みます。
朗読に合わせて文字が色づくこだま絵本のページ
朗読に合わせて、読んでいる文字が色づきます。

よくある質問

拾い読みはいつまで続きますか?

個人差が大きく、決まった時期はありません。短い文章をくり返し読むうちに、少しずつかたまりで読めるようになることが多いです。

つっかえたら、すぐに教えたほうがいい?

毎回止めるより、一文読み終えてからお手本を読み、もう一度まねしてもらうほうが、流れを保ちやすくなります。

読みの苦手さが気になります。

読み間違いや読みにくさが長く続く場合は、学校の先生や専門の相談窓口に相談してください。このページは医学的な助言ではありません。

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